カテゴリ:言葉の花綵( 176 )

言葉の花綵176

 かっこいい 理くつはいわぬ母たちが 一ばん先に座りこみに行く (高井としを)

 昔も今も、社会のしくみを知らない弱い者が一番損をしているのや。(高井としを)

 俳優の創造とは、役を演じることにではなく、その役を生きることにある。(スタニスラフスキー)

 男女の愛を前提としないで人口増加を続けるくらいなら人類は死に絶えた方がよい。(トルストイ)

 人間の胃袋はカラになるとしぜんに爆発する。(布施辰治)

 人間は自由なものとして生まれた。しかもいたるところで鎖につながれている。自分が他人の主人であると思っているような者も、実はその人々以上に奴隷なのだ。(ジャン・ジャック・ルソー)

 人民がみずから承認したものでない法律は、すべて無効であり、断じて法律ではない。(ジャン・ジャック・ルソー)

 遺棄死体数百といひ数千といふいのちをふたつもちしものなし (土岐善麿)

 監督が、あの人はいい人だとしか言われなくなったら、その人はおしまいだ。(ルイス・マイルストン)

 偏見を得ようとするなら、旅行にしくはない。(unknown)

 街を走っている自動車は、あれは自動車ではなくて単なる足だ。どうせ足なら自転車のほうが健康にいい。(スターリング・モス)

 「お洒落」という、いささかインチキ臭い言葉よりも、身嗜みということを大切にしようではないか。(伊丹十三)

 美的感覚とは嫌悪の集積である。(unknown)

 政治家は、先ず、優れた歴史家でなくてはならない。(unknown)
by sabasaba13 | 2018-05-21 07:26 | 言葉の花綵 | Comments(0)

言葉の花綵175

 思想でも何でも信用するな、まず疑え、その人間がどういう飯の食い方をするかを見ろ。(標拓郎 『戦争と人間』)

 言論は未来への希望なくしては成り立たない。(大岡昇平)

 家畜のように死ぬもののために、どんな弔いの鐘がある? ただ虚しく大砲の音や何かが響くだけだ。(ウィルフレッド・オーウェン)

 いかなる犠牲を払っても無抵抗を。(ウィルフレッド・オーウェン)

 不名誉と恥辱に耐え、決して武力に訴えるな。殺されても殺すなかれ。(ウィルフレッド・オーウェン)

 死者の証言は多面的である。レイテ島の土はその声を聞こうとする者には聞える声で、語り続けているのである。(大岡昇平 『レイテ戦記』)

 制度は人間の賢愚によって生きもし死にもする。(渡辺一夫)

 たとえ世界が亡びるとも正義は行なわれるべきである。(法諺)

 簡潔こそは智慧の心臓、冗漫はその手足、飾りにすぎませぬ。(シェークスピア 『ハムレット』)

 群衆こそは、シーザーの権力を支える翼。はびこりかけたその羽根さえむしり取ってしまえば、もはや、人並み以上に高く飛ぶことはできまい。(シェークスピア 『ジュリアス・シーザー』)

 私の破滅は、人生についてあまりに多く個人主義的であったことからでなく、あまりに個人主義的でなさすぎたことから起こったのだ。(オスカー・ワイルド)

 世の中に一人だって見殺しにされていい人類がないと同時に、正しい文化には一人だって置き去りにされていい人類がないのだ。(布施辰治)

 風車、風の吹くまで昼寝かな (広田弘毅)

 一言で国を滅ぼす言葉は「どうにかなろう」の一言なり。幕府が滅亡したるはこの一言なり。(小栗上野介忠順)

 子どもは親の鏡です。親のいうようにはしないが、親のするようにする。(賀川豊彦)
by sabasaba13 | 2018-05-05 08:10 | 言葉の花綵 | Comments(0)

言葉の花綵174

 今は末世だ、気違いが目くらの手を引く。(シェークスピア 『リヤ王』)

 人間を惹きつけるものはただひとつしかない。それは人間だ。(パスカル)

 別個に進んで一緒に撃て。(レオン・トロツキー)

 さんざん相手を殴っておきながら、殴った自分の手が痛くなったのでもうやりませんって。殴られた人はどうなるんだ。(坂野潤治)

 重要なことは二度経験しないと本当には理解できない。(ヘーゲル)

 肉屋を支持する豚 (unknown)

 Stay Hungry. Stay Foolish. (スティーブ・ジョブズ)

 本が燃やされるところでは、最後には人が燃やされることになる。(ハインリヒ・ハイネ)

 歴史的な出来事が、歴史の中で明確に意識されるのには、六十年が必要だ。(井出孫六)

 年を重ねるだけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いが来る。(サミュエル・ウルマン)

 万人が花を持つまで、花を持つな。(額田勲)

 愚かな民は愚かな代表を選ぶ。主権が国民にあるということは、国民が愚かだと失敗する可能性があるのです。(ドイツ連邦放射線防護庁の某役人 『DAYS JAPAN』 2016.9)

 すべてのスタートは「こんちくしょう」です。(斎藤美奈子)

 道は険しく、時間は限られているが、負けられない闘いはすでに始まっている。(中野晃一)

 奴隷は奴隷らしく扱うのが正しい。(白井聡)

 一つの悪事を隠蔽するためには幾つも悪事を犯さねばなりません。(山崎今朝弥)

 国家には感情がない、あるのは利益だけである。(ド・ゴール)
by sabasaba13 | 2018-04-17 06:28 | 言葉の花綵 | Comments(0)

言葉の花綵173

 青年は「命」だ、彼らのほかに希望を託すべきものはない。(H・G・ウェルズ)

 たどりつきふりかえりみればやまかわをこえてはこえてきつるものかな (河上肇)

 FAY CE QUE VOUDRAS 汝の欲するところをなせ (ガルガンチュア)

 男は気で持ち、ナマスは酢で持つ (一心太助)

 戦争中には小説は生まれない。(エルネスト・カルデナル)

 争いには二種類がある。ひとつは議論によるのであり、他は暴力による。しかしながら、前者こそ人間にふさわしいものであり、後者は野獣にふさわしい。(キケロ)

 人びとが身体的・精神的に実際に成就することがらがその潜在的に可能な水準を下まわるように影響されるとき、そこに暴力が存在する。(ヨハン・ガルトゥング)

 死なばわがむくろをつつめ戦いの塵にそみたる赤旗をもて (荒畑寒村)

 一枝を伐らば一指を剪るべし (源義経)

 花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや (藤原家隆)

 同情は連帯を拒否したときに生まれる。(岡村昭彦)

 烈火は消えやすく、埋火は消えにくい。(むのたけじ)

 金で幸福は買えない。でもね、お嬢さん。金で不幸を追い払うことはできるんだよ。(『サイコ』)

 まっとうな市民としてふるまえない自分を「恥じる」というのは市民的成熟のための最初の一歩だと私は思います。(内田樹)

 どうでもいいモノを借金してまで買いまくるようにさせたいんだから、そりゃ賢くなってもらっちゃ困るだろ! (ジョージ・カーリン)
by sabasaba13 | 2018-03-31 05:57 | 言葉の花綵 | Comments(0)

言葉の花綵172

 確信を持った一人の人間は、たんに利害関係のみを有する99人に匹敵しうる社会的力である。(ジョン・スチュアート・ミル)

 人が歴史から学ぶ教訓は、人が歴史から学ばないということだ。(ヘーゲル)

 政治的才能などというものは、なにも一代に三人しかでないというような天才だけが備えている才能ではない。普通の人間なら誰にでも結構できることだ。(『ガリバー旅行記』 スウィフト)

 乱雑さのないところに新たなものは生じない。(グレゴリー・ベイトソン)

 私たちが待っているのは、他ならぬ私たちなのだ。(ジューン・ジョーダン)

 教育とは、ただ何を信じるべきかを人々に教えることではありません。自分の意志で物事を学ぶということです。(ノーム・チョムスキー)

 政治に大事なものは、一に金、二に金だ。三は何か忘れた。(マーク・ハンナ)

 ひとりの人間が死ぬと、それは悲劇だが、百万人が死ねば、それは統計だ。(スターリン)

 アメリカ人は生れたとき、財布は持っていたが頭は持っていなかった。(ラムゼイ・マクドナルド)

 安全なのは全世界の判断である。(アウグスティヌス)

 兵士は敵と戦うことばかり考え、将校は兵士と戦うことばかり考えている。(アラン)

 信念の住まう世界には、いかなる事実も参入できない。(ポール・ヴァレリー)
by sabasaba13 | 2018-03-07 06:23 | 言葉の花綵 | Comments(0)

言葉の花綵171

 一個人による他の個人の搾取が廃止されるにつれて、同じように一国の他国に対する搾取も廃止される。国民の内部における階級の対立が消滅するとともに、国民相互の敵対的立場も消滅する。(マルクス、エンゲルス 『共産党宣言』)

 ひたすら忍耐強く、末来を信ずればいいのです。わたしは数十年を-数世紀さえも-先んじて生きることに慣れています。わたしは胸をいためる必要はありません。人類は遅々としてではありますが、やはり前進しているからです。(ロマン・ロラン 『ピエールとリュース』)

 この新しい一千年期を迎えるにあたってお互いぜひとも日本国憲法によって導かれていこうではないか。世界平和と公正とを目指すこの73語から成る金言は、第2次世界大戦の業火と大量殺戮の中から不死鳥のごとくによみがえったものなのである。(チャールズ・M・オーバビー)

 ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。(ポール・ニザン 『アデン・アラビア』)

 青春など若いやつにはもったいない。(unknown)

 求めない- すると 人の心がわかりはじめる だって、利害損得でない目で見るからだ (加島祥造)

 It's just the beginning まだこれからだ (香港・雨傘運動の最後のバリケードに貼られたバナー)

 未知の相手の身になって考える。(清水幾太郎)

 他者に対して開かれたフェアプレイの共存的競争こそ、リベラルな民主主義の基本条件である。(久野収)

 若者よ、自由であれ、賢くあれ、そして蛇のごとく疑い深くあれ。(山田洋次)

 弾圧は闘いを生み、闘いは友を呼ぶ。(瀬長亀次郎)

 勝つ方法はあきらめないこと。(辺野古で掲げられたスローガン)

 お前たちの戦争、我らの死者たち
 Vuestra Guerra, nuestros muertros. (スペインの民主勢力が掲げたスローガン)
by sabasaba13 | 2018-01-12 06:29 | 言葉の花綵 | Comments(0)

言葉の花綵170

 「三たび許すまじ原爆を」という歌があるが、そんな歌さえくちずさめない気分なのだ。三たびも四たびもない。私はいまなお一度目を許すことができないのである。誰がなんといおうと、ぜったいにあの一度目を許せないのである。(上野英信)

 このところわたしは、「平和」という言葉を「日常」と言い換えるようにしています。平和はあまり使われすぎて、意味が消えかかっている。そこで意味をはっきりさせるために日常を使っています。「平和を守れ」というかわりに「この日常を守れ」と。(井上ひさし 『ボローニャ紀行』)

 人間が社会を支配し、経済機構を人間の幸福の目的に従属させるときにのみ、また人間が積極的に社会過程に参加するときにのみ、人間は現在かれを絶望-孤独と無力感-にかりたてているものを克服することができる。(エーリッヒ・フロム 『自由からの逃走』)

 今も戦争は続いていて、イラクやアフガンでは毎日死者が出ています。その死者のひとりひとりの人生や家族の悲しみについて思いをはせること、懸命に想像することが平和への力になるのではないか。(山田洋次)

 教育は、あくまで自らの魂をもった自主自律的な人間個性の開発と完成でなければならぬ。(南原繁)

 人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。そして人の如くに日本も亦堕ちることが必要であろう。堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救はなければならない。政治による救ひなどは上皮だけの愚にもつかない物である。(坂口安吾 『堕落論』)

 わたしは、幼い精神を、名誉と自由にむかって育て上げようとする教育においては、すべての暴力を非難します。厳格と強制には何かしら奴隷的なものがあります。そして、理性と知恵と技術によってなしえないものは、力によっては決してなしえないものだと言いたいのです。(モンテーニュ 『随想録』)

 教え子を再び戦場に送るな (日教組城崎大会)

 「左右の偏向を排して公正の立場をとる」といった考え方が現実にはしばしばかえって自分の偏向を隠蔽し、あるいは社会的責任を回避する口実になることを注意しなければなりません。(丸山真男)

 力が国際関係を全面的に支配するかぎり、軍事的必要に他のあらゆる利益が従属することになり、それが危機を激化させ、そして戦争そのものの全体主義的性格の前ぶれとなる。しかし、力の問題が解決され、道義がその役割を回復すると、情勢に希望が現われる。(E・H・カー 『危機の二十年』)

 自分の国はもちろん大事だけど、隣りの国も、その隣りの国も、-「おまえさんのところも大事におしなさいよ」「ええ、おたくも」っていうような感覚が、ほしいんですよ。(沢村貞子 『わたしのおせっかい談義』)
by sabasaba13 | 2017-12-26 08:23 | 言葉の花綵 | Comments(0)

言葉の花綵169

 暴君の臣民は、ひたすら暴政が他人の頭上に振るわれることを願い、自らはそれを見物してよろこび、"残酷"を娯楽とし、"他人の苦しみ"を賞玩物とし、慰安する。(魯迅 『随感録』)

 いったい、軍隊は不吉なもので、誰でも嫌うからこそ、道を体得した人は籍をおかないのだ。軍事を称えることは、人を殺すことを楽しむものである。人を殺すことを楽しむようでは志を天下に得ることはできない。(老子)

 戦争が 廊下の奥に 立つてゐた (渡辺白泉)

 人をば殺すとも人には殺サれなんどと思ふ時こそ、身もくるしく、用心もせらるれ。人は我レを殺すとも我レは報を加へじと思ヒ定めつれば、先づ用心もせられず、盗賊も愁へられざるなり。時として安楽ナラずと云ふ事無シ。(道元 『正法眼蔵随聞記』)

 敗戦は、私が十八歳の昭和二十年八月十五日。思いもかけぬことで呆然としたが、最も驚いたのは、それまで戦争遂行と戦意高揚を唱えつづけていた新聞、ラジオ放送の論調が一変したことであった。日本の推し進めてきた戦争は罪悪そのものであり、日本国民を戦争に狩り立てた軍部の罪は断じて許し難い、と。(吉村昭 『東京の戦争』)

 あらゆる君主制の歴史は、人間の悲惨を描き出した胸が悪くような一枚の絵と、数年にわたる休息という、偶然による戦争の一時的中止とでなくて何であろうか。その種の政府は戦争に疲れ、人間の殺戮に飽きたところから、腰を下ろして一休みし、それを平和と呼んだ。(トマス・ペイン 『人間の権利』)

 美辞麗句でその道義的性格をほこっていた「大東亜戦争」が、実質的にはいかに残虐な非人間的行為にみたされた「きたない戦争」であったか。(家永三郎)

 反対です。女性として、戦争に行くことはできません。ほかのだれであろうと、送り出すことも拒否します。(ジャンット・ランキン)

 今の世の中じゃ、1%の金持ちをマジョリティーと呼ぶんだ。(「反格差デモ」参加者)

 みんなふたことめには醜い戦争、醜い戦争っていいたがるが、醜くない戦争があったらお目にかかりたいな。(開高健 『岸辺の祭り』)

 欺された欺されたと国民はいう。もしそれが単なる口頭禅ではなく、骨身にしみて感じているならば、たとえいかに困難があろうとも、二度と再び偽英雄や偽指導者に欺されないために、われわれ自身の力で民主主義を正しくするのが真の英雄的な責務であろう。(中野好夫 『われわれの民主主義』)

どんなに忌まわしい過去であっても、歴史の真実を直視し、そこから教訓を学んで、二度と過ちをくりかえさないようにしなければならないのである。(藤原彰)
by sabasaba13 | 2017-12-01 06:28 | 言葉の花綵 | Comments(0)

言葉の花綵168

 戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない。(ユネスコ憲章)

 ぼくが愛国少年として育った経験から、学び取ったことが三つある。①論理的にものを考えよ、②世の中の大勢、主流となっているものの見方、考え方は一度は疑え、③相手の立場にたって想像力を働かせよ、である。(古田足日)

 いま必要なのは、あれこれのイズム、すなわち主義へのアピールではなくて、たんにコモン・センスへのアピールであることを訴えたい。(バートランド・ラッセル)

 核兵器に殺されるよりも、核兵器に反対して殺されるほうを、わたしは選ぶ。(宇都宮徳馬)

 母親の愛は、生命への愛である。長いあいだ母親は父親の手に子供の生命をまかせてきたが、それは概して悲劇の歴史であった。それは父親の世紀が「力」の世紀であり、富と腕力を謳歌し、優勝劣敗の哲学に酔いしれていたからで、このため父親の世紀には戦争のたえまがなく、一将の功や一握の支配者の利益のために、万卒をたおして悔いることがなかった。万卒どころか原水爆のいまは、万人をもたおしてかえりみない。(高群逸枝)

 考えねばならないのは、どうすれば愚かな殺し合いをしないですむかでしょう。あんな恐ろしい兵器で戦争を止める発想自体、筋が通っていませんよ。(ヘティ・バウアー)

 戦争だ。ウソが始まる。(ヘティ・バウアーの父)

 万人が皆な生きるために労働し、遊んでいて喰う穀潰しの住まわぬ美しい労働の共和国が出来る。万人倶に苦しみ、また万人倶に楽しむ。これぞ地上に築きあげし空想ならぬ天国であり極楽浄土である。ああ! その時の太陽はいかばかり輝かしい光りを放ち、人生は楽しく、万物は麗わしくあることか? いま太陽の光りは濁っている。(細井和喜蔵 『女工哀史』)
by sabasaba13 | 2017-10-06 06:27 | 言葉の花綵 | Comments(0)

言葉の花綵167

 絶対平和にいたる非暴力という"くもの糸"に私と一緒にぶら下がってください。(北御門二郎)

 真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし。…真に人のためを為すにはその人たちの群れに入り、ありさまを学び、辛酸を共にし、その人となる。(田中正造)

 世界中どこでも見られる戦争墓地は、人間の命を尊ぶべき国家指導者たちの失敗を記す沈黙の証言です。(イツハク・ラビン)

 少し前までこの国は、「豊かだけれど生きづらい」社会と言われてきた。しかし、いつのまにか「生きづらい上に貧乏」という事態になっている。(雨宮処凛)

 軍隊はしばしば独裁体制によって、国民を力づくで抑圧してきたが、われわれは、民主的な話し合いの道を選ぶ。したがって政権維持のための武器はもういらない。不要なものは今日限りとする。この兵舎はこれからは教育者のものと変わり、博物館へと改造する。(コスタリカ大統領ホセ・フィゲレス)

 戦争を起こすのも人間なら、それを許さないで止めようと努力できるのも人間だということ。ここに一番の基本がある。(品川政治)

 反抗する彼等よりも一層愚かなのは圧迫する吾々である。(柳宗悦)

 人民に対して正義をもって当たること、神の道理も罰も人民のために配慮しておくこと、人民を守り、彼らの家族や婦人を保護し、流血を避け、街道を安全にし、人民に平和な暮しをさせること、神はこれらすべてをお前の義務としておられる。さもなくばお前に与えられた義務と関連づけて神はお前を罰し給うぞ。(イブン・ハルドゥーン 『歴史序説』)

 みなさんは、つぎの事実を隠すことはできない。それはかつてみなさんが、戦争という手段を取ったという事実である。この事実をしっかりと踏まえたうえで、日本人は着実に平和の道を進まなければならない。しかし日本はあろうことか再軍備の道に突き進もうとしている。これは由々しき事態である。私は日本の再軍備に反対する。(ラーダービノード・パール判事)

 指導者たちよ、民衆は論理では動かないことを知っているか。いわんや非論理ではなおさら動かない。民衆を動かすものは、ただ「事実」だ。「事実」については、指導者たちよ、貴君らが知るまいと思っていることまでも知っている。(正木ひろし)

 戦争とは何だろうか。相互の大量殺人、大量破壊行為なのだが、国家が認知さえすれば合法となり、殺人も罰せられない。なぜなら、自衛のための戦争は、近代国家の固有の主権行為であり、それは国際法でも認められているからだという。ただし、「自衛のため」と条件を付けても、最初から「侵略のために」戦争をしたと認める国はないのだから、実際上はすべての戦争が合法化されてしまうことになる。(色川大吉)
by sabasaba13 | 2017-09-20 06:22 | 言葉の花綵 | Comments(0)