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2015年紅葉便り:京都

 この前の土日、一泊二日で京都に行ってきました。実は11月の連休に京都を訪れた知人から、今年の紅葉は赤くならずに落ちてしまい、ちりちりに焼けたような葉も多く、おまけに凄まじい混雑であったという話を聞きました。またニュースなどでも同様の情報を得ていたので、今回は京都の錦秋を愛でるのはやめて、姫路と大阪を徘徊する予定でした。一日目に姫路城に行ってみると、思いのほか紅葉が綺麗だったので、乾坤一擲、予定を変更して二日目は京都で紅葉狩りをすることに急遽決定。それではどこを訪れるか。混雑を避けて心安らかに紅葉を楽しめるのは…やはり西山かな。穴場の大山崎山荘美術館、鉄板の光明寺、そして善峰寺と金蔵寺、時間があったら嵯峨野に行くことにしました。まあ駄目でもともと、数本でも真っ赤に色づいた楓に出会えれば御の字だなと軽い気持ちで出かけたのですが…とんでも八分歩いて十六分、いずこもそれはそれは見事な紅葉でした。(金蔵寺だけは散っていましたが) 長岡天神駅前にあった観光案内所の方の話では、ここ二~三日の冷え込みが厳しく見る見るうちに色づいたとのこと。念ずれば花開く。あきらめたらそこで試合終了ですね、安西監督。

 本日の十三枚、上から姫路城、大山崎山荘美術館(三枚)、光明寺(三枚)、善峰寺(三枚)、大原野神社(二枚)、そして嵐山です。
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by sabasaba13 | 2015-12-10 06:28 | 鶏肋 | Comments(0)

スイス編(49):リッフェルベルクへ(14.8)

 さあそれでは歩いてリッフェルアルプまで下りましょう。しばらくは大小の石が転がるガレ場が続きますので、気をつけましょう。ゴルナーグラート鉄道の線路にほぼ沿ってコースが続くので、通過する赤い列車がよく見えます。絵になる風景ですね。途中で女性二人に男性一人の若い日本人グループとすれ違いましたが、男性は奇声を発しながら岩から岩へ飛びまわっていました。クライマーズ・ハイかADHDかよく分かりませんが、ちょっと端迷惑ですね。雲が多いとはいえ、青い空に白い雲、峨々たる山々と残雪と氷河、そして赤い列車。立ち止まっては写真を撮って深呼吸し、至福のハイキングを堪能しました。
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 ローテンボーデン(Rotenboden)駅を過ぎると、眼下に小さな湖が見えてきました。あれが逆さマッターホルンの見えるリッフェルゼー(Riffelsee)ですね。そこに向かって下りていく途中、左手すこし離れたところに小さな湖があります。山ノ神は上から見たときにその緑の湖が気になったようで、是非立ち寄ろうと提案します。御意。寄り道をしてみると、そこは素晴らしい景観でした。美しい緑の湖は漣ひとつなくまるで鏡のように対岸の風景を映しています。雪を纏う峻嶮な岩山と氷河、青い空と白い雲が、上下対称に織りなされる幻想的な光景に言葉も出ません。妻の意見と茄子の花は千に589くらいしか無駄がない、という慣用句は真実ですね。
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 そしてリッフェルゼーへ。今回の訪問でのお目当ての一つは、静かな湖面に映る逆さマッターホルンを見ることです。ここと、その先にある小さな湖と、スネガ地区にあるシュテリゼーとグリンジゼー、以上四カ所をすべて訪れる予定で、その第一弾がここリッフェルゼーです。しかし無念、マッターホルンは雲を纏いその一部しか見えず、また風のため湖面が乱れ対岸の風景をきれいに映していません。近くにあった解説板には、息を呑むような見事な逆さマッターホルンの写真がありました。うむ、これは女房をし…もとい、万難を排して是が非でも見たい、今後の天候と相談しながら再訪を期しましょう。その先にある湖も同様の状態でした。
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 とはいえ、ハイキング自体はとても楽しいものでした。残雪のある峨々たる山なみ、野花が咲き乱れる緑の斜面、青い空と白い雲、清冽な空気、ハイカーとほとんどすれ違わない静謐な雰囲気、これで文句を言ったら罰が当たるというもの。心身にへばりついた俗塵がきれいさっぱりと洗い流されていきます。なおここからリッフェルベルクに下りるコースは、マッターホルンの山麓まで見晴らせるコースです。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2015-12-09 16:38 | 海外 | Comments(0)

スイス編(48):ゴルナーグラート(14.8)

 ホームで列車を待っていると、すぐ目の前にわれらがホテル・サラズィナが見えました。「あたしの部屋はあそこよ」と最上階の角部屋を指差す山ノ神、"あたしの部屋"か、良かった気に入ってくれたんだね。
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 10:00発の列車に乗り込むと、余裕で座れました。ラック・レールを力強く噛み合わせて出発です。雲が切れ青空が広がってきたのですが、肝心のマッターホルンは雲に覆われています。列車はがっしゅがっしゅと斜面を駆け登り、ツェルマットの町が見る見る小さくなっていきました。
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 右に左にカーブしながらますます高度を上げる列車、雪崩除けの長いトンネルを抜けるとリッフェルベルク(Riffelberg)、マッターホルンのハンサムな表情が…見えません。しかたない、もこもことした羊さんを見て癒されましょう。
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 そして10:33に終着のゴルナーグラート駅に到着です。ここからもマッターホルンがよく見られるはずですが、独立峰なので厚い雲がまとわりついています。以前にスキーに来た時は、外国人スキーヤーたちが、山の天辺にまとわる小さい雲を「みんなで吹き飛ばそうぜ」とフーフー吹いていましたが、これではシャザーンでもないと無理でしょう。出てこいシャザーン!
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 それでは予定通りリッフェルアルプまでハイキングをしましょう。その前に用を済ませるために、駅のすこし先にある「3100クルムホテル・ゴルナーグラート」に立ち寄りましょう。それにしても素晴らしい立地のホテルですね、ここならマッターホルンの朝焼けも夕焼けも手に取るように眺めることができます。ちなみにお値段をエクスペディアで調べると、ツイン一泊で39,563円でした。ちなみに我等がホテル・サラズィナはブッキング・ドットコムによるとツイン一泊で22,172円。当たり前と言われたら返す言葉もありませんが、眺望の良いホテルは宿泊代金も高いのですね。♪ああ金の世や金の世や/地獄の沙汰も金次第/笑うも金よ泣くも金/一も二も金三も金/親子の仲を割くも金/夫婦の縁を切るも金/強欲非道と譏ろうが/我利我利亡者と罵ろうが/痛くも痒くもあるものか/金になりさえすればよい/人の難儀や迷惑に/遠慮していちゃ身がたたぬ♪と、添田唖蝉坊の「あゝ金の世」の一節を思い浮かべました。でもこのホテルでは、鼻の穴にティッシュをつめた女将が慌てて駆けつけてこないでしょ。トイレに行くと、朝顔の的は蝿でした。狙いを定めて(以下略)。
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 フロントにかかっていた時計はラック・レール型、いいなあ欲しいなあ。ホテル前のテラスからはうねるように流れる壮大なゴルナー氷河を、間近に見ることができます。その迫力には圧倒されます。氷河の源はヨーロッパ・アルプス第二の高峰モンテ・ローザ(Monte Rosa 4634m)ですが、やはり雲をまとっていました。ここに「Gornergrat 3089m」という看板を片手にもった羊の人形がありましたが、鼻先が傷つけられています。マッターホルンが見えないことに苛立った不届き者が、コーク・スクリューをかましたのでしょうか。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2015-12-04 06:34 | 海外 | Comments(0)

スイス編(47):ゴルナーグラートへ(14.8)

 まずは駅の隣にあるiに行きました。おおさすがは国際的観光地、多くのツーリストでにぎわっています。列に並んで四日間有効のピーク・パスを購入、その場で顔写真を撮られパスに載ることになります。これで後顧の憂いなく登山電車やロープウェイを思う存分利用することができます。値段は216CHF(スイス・フラン)、けっこうな値段ですがいたし方ありません。なおこのパスが、今後の山ノ神の行動を強く呪縛したことは言うまでもありません。そしてツェルマットの地図と、「マウンテン アドベンチャー ツェルマット・テーシュ・ランダ」というアクティビティに関する日本語版パンフレットをいただきました。表紙が「ユニークな・息の飲むほど素晴らしい・いろいろなことができる・驚異的・自然のままの・トップクラスの・牧歌的な・印象深い・陽当たりのよい・壮大な」と日本語で連呼していましたが、後で「サンライズ・ツァー」について確認しましょう。なおiの壁にかかっていた大きな四つの腕時計を見ると、それぞれの下に「WHISTLER」「ZERMATT」「SOCHI」「MYOKO」と記されていました。カナダのウィスラー、ロシアのソチ、そして日本の妙高か、ツェルマットの有効姉妹都市なのでしょう。
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 山ノ神がサン・モリッツで書いた絵葉書を投函するというので郵便局に行き、その間私は付近を散策。おっフランクフルトの大きなディスプレイがありましたが、夕食はこれでもいいですね。山ノ神が戻ってきたので登山鉄道の駅に向かうと、昨日氷河急行で同席したドイツ人ご夫婦とばったり出会いました。ま、狭い町ですからね。
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 それではゴルナーグラート鉄道(GGB)のツェルマット駅に行きましょう。アルプス登山ブーム全盛期の1898(明治31)年に開通したアプト式登山鉄道で、眺望は抜群。『地球の歩き方』によると、マッターホルンが見えれば進行方向右側、見えなければ左側がお薦めだそうです。ちなみにこの鉄道を経営するマッターホルン・ゴッタルド鉄道と富士急行は姉妹鉄道です。帰国後、箱根湯本駅でもらった「日本とスイスの150年」というパンフレットに以下のような一文がありました。
 世界の名峰といわれるマッターホルン。アルプスの中心地にあり山々が連なるスイスでは珍しい独立峰で、その威風堂々とした雄姿は多くの人々を魅了しています。アルピニズム黄金期といわれる19世紀末、1891年にマッターホルン山麓の村ツェルマットへと結ぶフィスプ・ツェルマット鉄道(現・マッターホルン・ゴッタルド鉄道)が開通。一方、日本では1926年に富士山麓一帯を世界的観光地として開発するべく富士山麓電気鉄道(現・富士急行)が誕生。国際的な観光地で、世界的に有名な名峰へ走る鉄道を運行するという共通点から、富士急行65周年、マッターホルン・ゴッタルド鉄道100周年を迎えた1991年に両社は姉妹鉄道提携しました。マッターホルン・ゴッタルド鉄道は標高約3100mの絶景展望台ゴルナーグラート山頂まで走る登山鉄道も運営しており、夢の富士山への登山鉄道計画に向けての研究など多方面で交流を深めています。ツェルマットへは姉妹提携を記念して「マウント富士号」と名付けられた機関車が毎日運行しています。また富士急行でも2006年から「マッターホルン号」を運行。マッターホルンと富士山がデザインされた両社のロゴが車体にデザインされています。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2015-12-03 06:33 | 海外 | Comments(0)

スイス編(46):ツェルマット(14.8)

 朝目覚めてベランダに出ると、空は雲に覆われ、マッターホルンも見えません。さあどうしよう。ホテルの朝食時間は7:30~10:00、「マッターホルンを見るには午前中が勝負!」という情報を得ていたので、次のような計画を立てていました。ゴルナーグラート鉄道(GGB)7:00発の列車でローテンボーデンまで登り、リッフェルゼーで逆さマッターホルンを見て、またローテンボーデンから列車で降りて9:27ツェルマット着、そしてホテルで朝食。しかし、どうみても厚い雲のためそのお姿を拝めそうにはありません。はい、やめやめ、バルバロッサ作戦のようにあえなく挫折、山ノ神も爆睡していることだし、のんびりと行動を始めることにしました。たとえマッターホルンは見えなくとも、駅の様子を見ているだけで私は幸せです。もう動き始めた列車には、たくさんのゴミ箱を載せた貨車が連結されていました。のんびりと働く駅員さんたち。圧倒的な存在感で地を這うラック・レール。中国人の観光客でしょうか、みなさんで列車を正面から撮影されていました。足早に移動する日本人観光ツァー、添乗員さんが大声で「先頭車両へ」と指示を出されていました。
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 やがて山ノ神がもぞもぞと起き出し、結局一階にある食堂に行ったのは午前八時半。がらがらの食堂の窓際で、東洋人の若者一人で英語版の村上春樹を読んでいたのが心に残りました。ハムにチーズ、そしてパンを取ろうとすると、「お持ち帰りはご遠慮願います」という札が置いてあります。なに、そんな奴がいるのか、ふてえ奴だ。
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 静かな食堂でのんびりと朝食をとりながら、山ノ神と本日の行程について相談しました。まずはi(インフォメーション)に行って、ロープウェイを含めた全ての交通機関を使えるピーク・パス(Peak Pass)を購入し、マッターホルンの朝焼けを見るツァーに関する情報を収集。登山鉄道でゴルナーグラート(Gornergrat)まで登り、展望台で眺望を満喫。そしてリッフェルアルプ(Riffelalp)までハイキングをして列車でツェルマットまで戻る、いかがでしょう。「其方に任せる」「御意」といういつものやり取りで決定。部屋に戻って身支度をととのえ、トレッキング・シューズを履き、水道の水をペット・ボトルに詰め準備完了。

 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2015-12-02 06:30 | 海外 | Comments(0)

スイス編(45):ツェルマット(14.8)

 それでは夕食を食べに町へ繰り出しましょう。ツェルマットは以前にスキーをしにきたことがあるので、今回は二度目です。その時は、四日間滞在してマッターホルンの全容を見られたのはわずか数時間でした。でもゴルナーグラートからマッターホルンに向かって滑り降りたあの一本は、私のしょぼいスキー人生の中で最高のものでした。懐かしい町並みを愛でながらバーンホフ通り(Bahnhofstrasse)をぶらぶら歩いていくと、ケバブ屋を発見。さっそく入店してケバブをいただきましたが、なかなか美味でした。贔屓にさせていただきましょう。なお店先に"HALAL FOOD"という表示がありましたが、何のことでしょう。
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 山ノ神のご教示によると、ムスリムが食べて良い食材のことだそうです。ほー、勉強になりました。ちなみに今、ウィキペディアを調べてみたら下記の通りでした。
 ハラールは、イスラム法で許された項目をいう。端的にはイスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指す。日本語に訳すと「合法的」という意味となる。反対に、口にすることを禁止されている物をハラームと言い、この語は「禁じられた」という意味でハーレムと同じ語源である。イスラム法の下では豚肉を食べることは禁じられているが、その他の食品でも加工や調理に関して一定の作法が要求される。この作法が遵守された食品がハラールとされる。
 教会の脇を抜け墓地の前を通り過ぎたところにある、マッター・フィスパ川にかかる橋が、マッターホルンを見られる格好の眺望ポイントです。
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 ブンダバー(Wunderbar)! マッターホルンをクリアに見ることができました。これが最後かもしれないと、写真を撮りまくり。なおこの川は氷河の水なのでミルク色をしています。橋を渡って左に曲がり、登山鉄道の線路をくぐって坂道をすこしのぼると、ツェルマットの町並みとマッターホルンをツー・ショットで撮影できました。残念ながら雲が夕日を隠しているため、マッターホルンのモルゲンロート(Morgenrot)は拝めませんでした。
 ホテル近くのCOOPに寄って缶ビール、牛乳、ヨーグルトを購入し、踏切(ラック・レールにさわれたぞ!)を渡ってホテルに戻り、シャワーを浴び、ベランダに出て闇の中に浮かび上がる孤高の"坐したる巨人"にビールで祝杯を捧げました。そして祈りましょう。明日も晴れますように、マッターホルンに雲がかからないように、おかみさんの鼻血が止まりますように。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2015-12-01 06:40 | 海外 | Comments(0)