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予定通り、部屋でテレビを見ながらうだうだと時を過ごし、午前九時ごろに地下街の喫茶店「ビアンカ」に行きました。「当店ではタバコが吸えます。」という掲示が貼ってありましたが、嬉しいですね。昨日の「カンパニュラ」もそうでしたが、京都は喫煙に寛容なようです。 ![]() それでは予定通り、嵐山・嵯峨野あたりを散策することにしましょう。チェックアウトをして山科駅から市営地下鉄東西線に乗って太秦天神川駅へ、嵐電に乗り換えて嵐山駅に到着。駅ビルで自転車を借りました。おおっ、雨はやみ少し青空も見えています。やった、天下無双の晴れ男ここに見参。まずは宝厳院に参りましょう。山ノ神は「どうせ落葉してる」と気乗り薄でしたが、行く途中で見かけた紅葉がきれいだったので期待できると思います。 ![]() それでは天龍寺へ参りましょう。こちらは宝厳院よりも落葉がすすんでいましたが、まだ見応えは十分。 ![]() 常寂光寺では落葉はさらにすすんでいました。同じ地域でも差があるものですね。 ![]() でもはらはらと風に舞い落ちる散紅葉は風情があります。動画を撮ってみました。 #
by sabasaba13
| 2025-11-13 07:04
| 京都
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12月2日月曜日、恐る恐るカーテンを開けると…小雨が降る曇天です。これは呪文のおかげでしょうか。もしかすると雨もあがるかもしれない、よろしい、プランB(嵐山・嵯峨野)を選択しましょう。ん? JR山科駅のホームに異形の列車が停車しているぞ。ズームで撮影して、ディスプレイで拡大すると「SHINOBI―TRAIN」と記されています。「忍び列車」? 甲賀へ行く忍者列車なのでしょうか。 ![]() いまインターネットで調べると、「朝日新聞デジタル」に下記の記事が載っていました。 滋賀県南部のJR草津線(36・7キロ)などを走るラッピング列車「SHINOBI―TRAIN(忍びトレイン)」が、今月(※2021年6月)で姿を消す。いつ会えるか分からない神出鬼没の運行で、沿線の忍者の里をPRしたが、車両の定期点検のため"忍"務完了となる。 なるほど、「忍者」は外国からのツーリストにも人気が高いようですしね。私としては、奇を衒わず、普段の日常的な外装の方が好きなのですが。
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by sabasaba13
| 2025-11-12 07:00
| 京都
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「ばけばけ」を見た後、NHK-BSの「ワールド・ニュース」を見ています。昨日のニュースで驚いたのは、フィリピンを襲った巨大台風について、ドイツとスペインのニュース番組が詳しく取り上げていたことです。言葉では表現できないような凄まじい台風の威力とその被害に呆然と見入ってしまいました。 『東京新聞』(25.11.10)から引用します。 フィリピン、台風直撃で2人死亡 140万人避難 わりとテレビのニュース番組は見ていると自負しておりますが、フィリピンを襲った台風について報道したものを見たことがありません。また日本政府が救助隊を派遣したり、支援物資等を送ったという情報も耳にしていません。アジアの大切な隣人がたいへんな目にあっているというのにメディアも日本政府も知らんぷりですか。冷たいなあ。(違っていたらぜひご教示ください。謝罪のうえ報告します) 気候危機の影響で激甚な自然災害が激増し、日本、アジア、世界の人びとの命や暮らしを脅かすことが危惧されます。それに対して日本政府は何をするべきか。私の持論ですが、防衛省の廃止および防災省の設置と、自衛隊を改組と国際救助隊「雷鳥」の結成です。日本国内で激甚な自然災害が起きたら即刻「雷鳥」を派遣し、そして同様の事態が起きたらアジアへ余力があれば全世界へ「雷鳥」を派遣する。捜索、救助、治療、スフィア基準をもとにした支援に尽力し、被災者の苦痛を少しでも和らげる。いかがでしょう。 思考実験をしてみましょう。アメリカのミサイルや戦闘機を爆買いして有事に対してスタンバっている国家と、困ったときにすぐに救助隊「雷鳥」を派遣してくれる国家。あなたはどちらの国家を隣人としたいですか。いろいろな意見があるとは思いますが、私は躊躇なく後者の国家を頼れる隣人としてつきあいたい。そして日本が中心となって助け合いのネットワークをアジアに、やがては世界に広げてゆく。そうすれば戦争や武力紛争に対する抑止力となり、真の安全保障に資すると確信します。ま、アメリカと日本の軍需企業は困るでしょうが。 というわけで蟷螂の斧ですが、私の提言です。防衛省を防災省へ、自衛隊を国内・国際救助隊「雷鳥」へ、全面的に改組すること。その隊歌は、以前に提案したように「サンダーバード」の歌をそのまま流用してください。 チャンチャカチャッカチャッカチャカチャカ… ただ三つ目のフレーズの後の合いの手は、「プレジデント、ドナルド・トランプ!」「ゼネラル・セクレタリー、シー・チンピン!」「プライム・ミニスター、ウレイアリ・サナエ!」と変えましょう。 危ない隣人ではなく、頼れる隣人に
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by sabasaba13
| 2025-11-11 07:15
| 鶏肋
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いよいよ日本が戦争をする事態が、現実味を帯びてきました。新聞記事を二つ引用します。 『東京新聞』(25.11.7)
「存立危機事態」とは、「事態対処法」によると、下記の事態です。 わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態。 言い換えると、自衛隊による集団的自衛権の行使が可能だと日本政府が判断する事態の呼称です。この段階を認定すれば、日本と密接な関係にある国、つまり米国が戦争を始めた時に日本が参戦することが可能になりました。 そして高市首相は、日本が集団的自衛権を行使して、米軍の戦争に参戦することがあり得ると明言したわけです。 その前提となるのは中国による台湾への武力侵攻(台湾有事)ですが、その可能性はどれくらいあるのでしょうか。私は、布施祐仁氏が分析されているように、極めて低いと考えます。アメリカとしては、中国の脅威を過大に言い立てて日本の危機感を煽り、武器を買わせることを狙っていると考えます。 それよりも懸念されるのは、以前も述べましたが、ヒューマン・エラーやメカニック・トラブルなどによる偶発的に勃発する米中の武力衝突です。両国とも目の玉が飛び出るような巨額の軍事費を使っている以上、国民の手前、弱気な姿勢は見せられないでしょう。偶発的な中米の武力衝突→戦闘のエスカレート→日本政府は存立危機事態として認定、参戦→沖縄を中心に配備したミサイルによる先制攻撃→中国のミサイルによる沖縄さらには日本全土への報復攻撃→「中国の国際的威信を地に落とせた」とロマネ・コンティを飲みながらほくそ笑むアメリカ。こんなシナリオがありそうですね。 で、疑問なのは、「存立危機事態」を認定するのは本当に日本政府なのでしょうか? 私は、アメリカ政府の指示(Her master's voice)に従って日本政府が認定するのだと考えます。アメリカ政府に指示によって中国を攻撃し、中国からの報復の反撃を受け、とてつもなく大きな犠牲を払わせられる日本。 そんな地獄絵図が眼前に現出する可能性が高まったのだと考えます。数年後か、数カ月後か、それとも明日か。 レディーススーツを着た関東軍の暴走が始まりました。ほら、廊下の奥に立つてゐる戦争の姿が見えませんか。
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by sabasaba13
| 2025-11-10 07:00
| 鶏肋
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高市首相についてのニュースが氾濫するなか、恐るべき事態が静かに進行していることに留意しましょう。目立ちませんが、とても重要な記事を二つ転記します。 『東京新聞』(25.10.30)
ストライキやビラ配りへの弾圧、労働組合の弱体化、警察と検察と司法がぐるになって、企業に立ち向かう労働者を黙らせ、おとなしくさせようという動きです。それも真綿で首を絞めるようにじわりじわりと… メディアもこうした動きを全く取り上げません。 その背景には、激増した非正規労働者が「関西生コン」労組のような産業別労働組合を結成することを、企業が必死で食い止めようとしている動きがあるのかもしれません。 しかし、自由民主党、国民民主党、日本維新の会、参政党が「スパイ防止法」の法案提出の準備を進めている状況を見ると、事態はもっと深化したものである可能性も否定できません。政府や企業に抗うもの、現在の秩序を変えようとするものを取り締まろうとする動きです。 現状から大きな利益を得ている者や組織が、それを死守するためのなりふりかまわない弾圧。それに協力することによって、おこぼれにあずかろうとする警察と検察と司法。それを報道する硬骨のメディアを応援しながら、しっかりと監視していきましょう。 おとなしくなんかなりません。黙りません。 #
by sabasaba13
| 2025-11-09 06:55
| 鶏肋
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自己紹介
東京在住。旅行と本と音楽とテニスと古い学校と灯台と近代化遺産と棚田と鯖と猫と火の見櫓と巨木を愛す。俳号は邪想庵。
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