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●を掘りましょうか、高市さん。 追記です。『東京新聞』(26.4.1)に中島岳志氏による「トランプ論理 矛盾と危うさ ベネズエラからイラン」という優れた論説がありましたので、一部を紹介します。 敵対する国家の国際法違反には非難の声を上げる一方で、同盟国の違反には目をつぶるような行為は、違法行為への批判が「政治的敵対の表現」に成り下がり、法の支配を崩壊に導く。「『法の支配』の実現にとって、同盟国による真摯な批判こそが重要な意味を持つ」という西(※国際法学者の西平等氏)の的確な指摘は、日本政府には届いていない。高市政権は、アメリカのベネズエラに対する武力攻撃に対して、国際法違反の指摘をすることなく、事実上追認する姿勢を示している。このような同盟国の態度が、アメリカのイラン攻撃を後押ししてしまった可能性があるのではないか。 ●を掘りましょうか、高市さん。part2
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by sabasaba13
| 2026-04-02 06:32
| 鶏肋
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拙ブログに、以前、下記の記事を上梓しました。『THE BIG ISSUE』(VOL.492 24.12.1)に掲載された浜矩子氏のエッセイを紹介する一文です。 浜矩子のストリートエコノミクス 迫り来る何かにどう対処するか 浜矩子の炯眼には脱帽です。いや、氏の予感をはるかに超える、想像を絶するような邪悪さをトランプ氏はフルスロットルで現出させています。ベネズエラ、そしてイランと、国際法や国連憲章を踏みにじる軍事行動。その一方で、国内では武装し覆面をした移民・関税執行局(ICE)の職員が移民の取り締まりで暴力を伴う事例が相次いでいます。海外では爆撃、国内では移民への強権的取り締まり-。経済学者のロバート・ライシュ氏は、こうしたトランプ政治を「全方位への宣戦布告」と呼びました。 シェイクスピア大先生の台詞を『ハムレット』(第一章五場)から借りれば、「この世の関節がはずれている」("The time is out of joint")というところでしょう。もちろん、はずしたのはトランプ氏です。 そしてゆめ忘れてはならないのは、こうした邪悪さはトランプ氏の専売特許ではなく、ネタニヤフ氏やプーチン氏も平然と行なっているということです。 こうした邪悪さの本質について真摯に考え抜き、そして真剣に対峙すること。この邪悪さは気候危機にも通底する、いま自然と人間をもっとも脅かしている心性であり行動パターンだと考えます。うまく言えなくて申し訳ないのですが… 親指のうずきには常に注意しましょう。 チクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチク… #
by sabasaba13
| 2026-04-01 06:27
| 鶏肋
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コロナ・ウィルスによる災禍は完全に終息したのでしょうか。わかりません。日本社会の悪い癖で、どんなに大きな災禍でも喉元過ぎれば、忘却の彼方に追いやり、記憶から消し去り、なかったことにしてしまいたがります。そうすれば、その災禍の過程で亡くなられた方や被害を受けた方に対する責任を、為政者たちは問われなくて済みますから。戦争しかり、公害しかり、原発事故しかり、自然災害しかり。もう済んだことさ、忘れよう… だから同じような犠牲や被害や悲劇が繰り返されるのだと考えます。それを防ぐために、私たちがしなければならないことは、忘れないこと、関心を失わないことです。そして専門家やメディアに求めたいのは、記録として残すこと、その災禍への対応において、成功したのは何か、失敗したのは何かについてできるだけ正確に論理的に検証すること。その失敗によってどのような犠牲と被害が生まれたのか、その責任を果たすべき者は誰かを検証することです。 当然、コロナ禍についても私たちは忘却の淵に沈めてはならないし、前述の検証がなされるべきだと思います。私も拙ブログで政府の対応における問題点を批判しましたが、ワクチンの有効性については山ノ神とともに三回接種するなど、ほぼ信用していました。しかしこのワクチンについての大きな問題点を追求したドキュメンタリー映画『ヒポクラテスの盲点』が上映されていることを知り、さっそくアップリンク吉祥で観てきました。上映後に監督によるアフター・トークがあるということでほぼ満席。真実について本当のことが知りたいというみなさんの熱気が伝わってきました。 公式サイトから紹介文を転記します。 あの時「喧伝」されたことは正しかったのか? 監督の大西隼氏はディレクター/プロデューサーであると同時に、東京大学大学院理学系研究科博士課程を修了した理学博士でもあります。医学に関する専門知識を駆使しながら、私たち素人にもわかりやすく問題点を提示してくれました。 映画に登場するのは福島雅典氏、藤沢明徳氏、児玉慎一郎氏をはじめとする、ワクチンの危険性を主張し、ワクチン後遺症の治療法開発に力を尽くす医師たちです。映画のいくつかのシーンにも表れますが、新型コロナワクチンの後遺症に苦しむ患者や、接種直後に死亡した方の遺族の悲痛な声を聞き、時には涙ぐみ時には絶句しながらも何とかしなければいけないという思いに駆られます。 普通なら10年掛かるところを2年で作ったコロナワクチンは果たして安全なのか? 多くの被害、多くの死亡例があるのに、それでもなぜ接種が推奨され続けているのか? 専門家でもある大西監督は、根拠のない陰謀論ではなく、科学的なデータを手際よくわかりやすく提示してくれます。 そして、福島氏らは全接種者を対象とした各製薬会社のワクチンの安全性試験のデータと、ワクチン接種歴別のコロナ陽性数・重症化率・死亡率についての情報開示請求を厚生労働省に対して行ないます。しかし、ほぼすべての回答はいわゆるのり弁(黒塗り)でした。このあたりは既視感(デジャ・ヴ)を覚えます。官僚組織において最優先される生理は「保身」と「組織防衛」、それに都合の悪い情報は徹底的に隠蔽する。そういうことではないでしょうか。 私はこの映画で初めて知ったのですが、厚生労働省前に「誓いの碑」があるそうです。 誓いの碑 歯科 厚生労働省はこの誓いを破り、再び「コロナ・ワクチン」という薬害をおこしてしまったのではないかという疑念がわいてきます。 というわけで、絶対に忘れてはいけないこと、検証を続けなければいけないことを提起してくれる重要な映画です。 印象的なシーンは、ある歯科医師が科学的データをもとにワクチンの安全性への疑問を述べた時に若い医師から「先生は反ワク(※ワクチン反対派)なんですね」と言われたと語った場面です。遺族や患者の思いをよそに、ワクチン賛否で医師たちを二分してしまう発想にはちょっと寒気を覚えました。福島氏はこう嘆きます。「タブー視してできるだけ関わらないようにしたい。知性の崩壊、人間性の崩壊だよ」 もう一つはこれだけ危険性に関する明証があるのに、ワクチン接種を推し進める官僚や医師たちに対して、福島氏は怒気を含ませながらこう言い放ちます。「深刻に危機感を持っています。科学の危機、それから民主主義の危機、医療の危機ですよ」 医療に関係する方々には「害をなすなかれ」というヒポクラテスの誓いを思い起こしてほしいものです。 さてそれでは、政府と厚生労働省と多くの医師は、これほど問題のあるワクチンをなぜ推奨したのでしょうか。しかも映画にもあったように、"(あなたの大切な誰かのために)おもいやりワクチン"という同調圧力まで利用して、なぜワクチンを接種させようとしたのか。 本作ではそこまで踏み込んではいませんが、ぜひ知りたいところです。大西監督、ぜひ第二弾を期待しています。 アフター・トークに登壇したのはジャーナリストの藤江成光氏と大西隼監督。藤江氏から「なぜこのタイトルにしたのか」という質問がありましたが、監督は医師や官僚の過ちを「罪」ではなく「盲点」ととらえることによって赦したいという気持ちがあったと答えられていました。また映画に登場した医師たちは、みなさん強い信念を持った「侍」のような人たちであったと称賛されていました。
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by sabasaba13
| 2026-03-31 15:27
| 映画
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気候危機にパンデミック、破滅か生存かという岐路に立っている今、人類が英知を結集し一致団結して行動しなければならない今、戦争をしている場合ですか? 『国のない男』(NHK出版)にあった、今は亡きカート・ヴォネガットの言葉です。 現在直視すべきもっとも重要な事実は―そのことを思うと、わたしはこれから死ぬまで冗談も言えなくなってしまいそうだが―、人間はこの地球がどうなろうとちっともかまわないと思っているということだ。わたしには、みんなそろってその日暮らしのアル中のようだとしか思えない。あと数日生きられれば、それで十分だと言わんばかりだ。自分の孫の世代が生きる世界を夢見ている人など、わたしのまわりにはほんの数人しかいない。 戦争なんかしている場合ではない。殺すな。 先哲たちの言葉と、叡智ある人びとのメッセージを、愚かな指導者たちに贈ります。 説得はただ理性と人間性にかなった方法であるだけではありません。それは、今日では自己防衛の唯一の方法でもあります。ですから、われわれはみな、国や身分を問わず、きびしい二者択一の前に立たされています。説得せよ、さもなくば破壊あるのみ。Persuade, or perish. (E・H・ノーマン) 1967年、ベトナム戦争が激化の一途をたどっていたころ、淡谷のり子、永六輔、小田実、開高健、加藤芳郎、桑原武夫、小松左京、鶴見俊輔、松本清張たちの呼びかけによって、日本の市民たちが「ワシントンポスト」に出した、反戦を訴える全面意見広告です。岡本太郎がインパクトのあるこの文字を書きました。 ![]() #
by sabasaba13
| 2026-03-28 06:37
| 鶏肋
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米軍による攻撃で、多くの子どもを含むイランの民間人が殺害されたこと。その戦争犯罪に日本が加担していること。これに対する批判は拙ブログに記事として上梓しました。 そして国際法を無視して先制攻撃を行い多くの民間人を殺傷したトランプ氏の"砲艦外交"、その非道な人物を「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはトランプ氏だけ」とヨイショした高市氏の無恥な"幇間外交"についても一文を上梓しました。よろしければご照覧ください。 私と同じく、トランプおよび高市外交に羞恥と憤怒を感じておられる大矢英代氏の、切れ味鋭いコラムが『東京新聞』(26.3.23)に掲載されましたのでぜひ紹介します。 <本音のコラム+> 「ドナルドだけ」高市首相が世界に示したアメリカへの従属 日本もイラン攻撃の加害者側にいることの危うさ 大矢英代(カリフォルニア州立大助教授) まったく同感です。高市氏がトランプ氏に、具体的に何を約束したのか、ぜひ国会の場で明らかにしていただきたい。それをしない場合には、首相として信任できないという意思表示を多くの人が何らかの形で発言・発信してくれることを期待します。と同時に、隠蔽された約束を究明しようとしないヘタレなメディアに対する批判も大いにしたいですね。 そして在日米軍基地が攻撃の標的となり、周辺の民間地域が犠牲になり得る。これも肝に銘じましょう。これまで日本は、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガニスタン戦争と、在日米軍基地の提供という形でアメリカの軍事作戦を支えてきました。よって相手側から攻撃される危険はいずれのケースでもあったのですが、相手側の意思または能力、あるいはその双方がなかったために、攻撃はされませんでした。しかし今次の戦争、あるいはこれからの戦争においても、そうであるという保障はありません。日本国内に米軍基地があり、そこを拠点に米軍が作戦行動を行い、日本政府にそれを抑止する意思がないかぎりは… イランの英字新聞テヘラン・タイムズの一面です。2月28日にイラン南部ミナブの女子小学校を襲った空爆の犠牲者とされる子どもたちの写真が掲載されています。この爆撃で、生徒や教職員など、少なくとも175人が死亡したと報じられています。 イランであれ、ガザであれ、イスラエルであれ、レバノンであれ、もちろん日本であれ、このようなことを起こしては絶対にいけない。 トランプ大統領よ、ネタニヤフ首相よ、プーチン大統領よ、そして殺戮を行う国の指導者よ。それに加担する指導者よ。彼女ら/彼らの目を見てください。
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by sabasaba13
| 2026-03-27 06:35
| 鶏肋
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自己紹介
東京在住。旅行と本と音楽とテニスと古い学校と灯台と近代化遺産と棚田と鯖と猫と火の見櫓と巨木を愛す。俳号は邪想庵。
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