|
トランプ大統領はSNSで、次のように宣わったとのことです。 そこにいる完全な『愚か者』たちよ、覚えておけ。イランは誰もが認める、ナンバーワンのテロ支援国家だ。 テロか… トランプ氏はどのような意味で使っているのでしょうか。私は"テロ"を下記のように定義します。 テロとは、一般市民の犠牲を顧みず、あらゆる暴力手段に訴えて政治的敵対者を威嚇すること。 詳細については拙ブログの記事「テロの定義」をご覧ください。 すると、ロシアやイスラエル、何よりもアメリカが行ってきた/行っている数多の蛮行は、すべて"テロ"と言えるのではないでしょうか。 作家・目取真俊氏のブログ「海鳴りの島から2」に掲載された「辺野古の浜テントで座り込み8000日集会/沖縄からイランへ海兵隊派兵」(26.3.14)という記事に、次の一文がありました。 沖縄人が軍事基地に反対してきたのは、自分たちが被害を受けることを防ぐためだけでなく、米軍が世界各地で引き起こす殺戮と破壊に間接的であれ加担しないためだ。 冒頭の一文については、ハマスやヒズボラを一言でテロ組織と断ずるのには疑念をもちます。イスラエルの植民地主義・人種主義・ジェノサイドに対する抵抗という面があると考えます。よってイランを「テロ支援国家」とするトランプ氏の言明の可否については判断を保留します。 ただこの一文はつけくわえてもいいのではないでしょうか。 そこにいる完全な『愚か者』たちよ、覚えておけ。アメリカは誰もが認めるナンバーワンのテロ国家で、日本は誰もが認めるナンバーワンのテロ支援国家だ。 #
by sabasaba13
| 2026-03-21 06:36
| 鶏肋
|
Comments(0)
トランプ大統領と高市首相の会談が終わりました。『東京新聞』(26.3.20)の記事を引用します。 米大統領、日本に貢献期待 首相、艦船派遣の制約伝達 日本がアメリカの鉄砲玉となって、多くの兵士や市民を殺す/を殺されるという最悪の事態は避けられたようです。どれだけ巨額のみかじめ料を上納するかについては、今後の報道を待ちたいと思います。私たちの命と暮らしを直撃する可能性が多々あるので、注視していきましょう。 大いに懸念するのは、高市首相の次の発言です。 首相は、世界中に平和と繁栄をもたらせるのはトランプ氏だけだと強調し「諸外国に働きかけてしっかり応援したい」と言及した。 …唖然。国際法や国連憲章を踏みにじって他国を先制攻撃しアメリカの国益を追求する暴力団の組長の如き御仁だけが、世界中に平和と繁栄をもたらせる… 何を考えているのでしょう。いや、何も考えていないな。ひたすらアメリカに屈従すれば、日本の国益だけは実現できるという浅薄かつ無恥な外交を、反省もなくこれからも継続するということです。『極光のかげに シベリア俘虜記』(高杉一郎 岩波文庫)に出てきた卓抜な表現を借りれば、「国際関係の複雑怪奇なおそろしさにたいする痴呆的な楽観主義」(p.31)が骨の髄まで沁みついているのですね、高市首相には。 国際法・国連憲章を無視して先制攻撃を行ったトランプ大統領を批判するのではなく、停戦を勧めるのでもなく、ひたすら彼の称賛する日本外交があらためて世界に暴露されました。「アメリカの友人として、停戦を説得してほしい」という伊勢﨑賢治参院議員(れいわ新選組)の真情にあふれた真摯な提言を、高市首相は弊履の如く無視したのですね。ほんとうに残念です。 これで日本の「国際主義」や「法の支配」に、アメリカに寄り添って唾する日本の立ち位置があらためてはっきりとしました。国際社会からは軽蔑され、敵国認定されるという事態もあり得る、恥ずべき外交。"世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す"などという寝言はすぐに撤回、そして謝罪すべきでしょう。でも半田滋氏曰く「謝ったら死んじゃう病」に罹患している高市氏には無理な注文かな。 アメリカの砲艦外交(gunboat diplomacy)に追従する日本の幇間外交(sycophant diplomacy)。そろそろ方向転換も含めて、これでいいのかとみんなで本気で考えませんか。
#
by sabasaba13
| 2026-03-20 08:07
| 鶏肋
|
Comments(0)
「国際法はいらない」とうそぶきながら、ベネズエラやイランへの攻撃・侵略・体制転換という暴挙を行なうトランプ大統領。その暴挙を「法的評価は差し控える」として事実上承認し、米軍の出撃拠点として基地を提供して一般市民の殺戮を幇助する高市首相。●を掘って放り込みたくなるような無恥な政府です。 これに対してスペインのサンチェス首相の意気と気概には心から敬意を表します。 スペイン首相、NATO国防費目標「現行のGDP比2%で十分」 ロイター通信(25.6.26)
"戦争に資金を浪費する国もあるが、われわれは教育に投資する"か… 日本は近々戦争をするかもしれませんが、今のところ"軍事費に資金を浪費する国"です。そして奨学金のほとんどは貸与型、つまり学生に貸して利子を付けて返済させるという没義道なしろものです。ある学生はこう嘆いています。 『しんぶん赤旗』(26.2.25) こんな政府を選び続けているのが日本です。●を掘って入りたい… 本日の一枚は、スペイン内戦のときに、共和国がマドリードで掲げた垂れ幕です。ノー・パサラン! 奴らを通すな! "奴ら"とは、フランシス・フランコ率いるファシストたちです。今で言えば… #
by sabasaba13
| 2026-03-19 06:34
| 鶏肋
|
Comments(0)
高市首相の訪米、そしてトランプ大統領との会談がいよいよ間近に迫ってきました。心配だなあ… 本当に心配です。 懸念されることを、古賀茂明氏が「AERA DIGITAL コラム」(26.3.10)で的確に整理されています。ぜひ紹介しましょう。 日米首脳会談で「イランに自衛隊を」と要望されたら断れるのか トランプ米大統領の機嫌を絶対に損ねたくない「高市首相の危機」 自衛隊の派遣か、戦費の肩代わりか、はたまたその両方か。「世界の警察官」だったアメリカ合州国を「世界の暴力団」にしてしまったトランプ大統領ですから、鉄砲玉とみかじめ料を二つとも要求しそうですね。 状況証拠となる新聞記事を二つ紹介します。 『東京新聞』(26.3.12) また在日米軍基地から米軍が出撃をした場合、同基地および日本船舶への攻撃を行うという革命防衛隊元司令官の談話を、テレビ朝日系ANNニュース(26.3.15)が報じています。 さらに状況次第では、日本の船舶なども標的になる可能性があると指摘しました。 というわけで、自衛隊を中東に派遣する、その自衛隊および在日米軍基地(その周辺に暮す市民も)がイランの攻撃を受ける、自衛隊がイランに反撃をする、アメリカの莫大な戦費の一部を肩代わりする、そういった最悪の事態が起きる可能性も出てきました。そう、日本が戦争状態に入り、多くの自衛隊員や一般市民が死に、巨額の軍事費により日本経済と私たちの暮らしが破綻する。その覚悟をしておいた方がいいのかもしれません。 ま、でも、長期にわたって自由民主党に政権の座を与え続けてきた(あるいは選挙に棄権をした)有権者が多数であった/ある以上、受け入れざるを得ない政治的および外交的帰結です。 夏目漱石のロンドン留学日記(1901.3.21)の一節が脳裡をよぎります。 汝の現今に播く種は、やがて汝の収むべき未来となって現われべし。 ああそれにしても心配だ… 最悪の事態は絶対に避けてほしいものです。そのためには問題の先送りに過ぎませんが、高市首相、何を要求されるかわからない組長との首脳会談をキャンセルしませんか。黒いサポーターをぶんぶんとふりまわして、「ごめんなさーい、手が痛くて」と言えば「それでも来い」とは言えないでしょう(言うかな?)。本当の国益のためには、場合によって、逃げて、逃げて、逃げて、逃げて、逃げるのも良策だと思います。 追記です。『東京新聞』(26.3.18)掲載のコラムです。同感です美奈子さん、とんでもない発言をかましたら勘当ものですね。 <本音のコラム> 信用の問題 斎藤美奈子(文芸評論家) #
by sabasaba13
| 2026-03-18 06:38
| 鶏肋
|
Comments(0)
イランで、女子小学校での児童ら少なくとも175人が爆撃で殺されるという許し難い事件が起こりました。そして、やはりこれは米軍の誤爆によるものだという調査結果が出ました。『しんぶん赤旗』(26.3.13)から引用します。 小学校爆撃 米の過失 イラン攻撃 米軍調査で判明 米紙報道 『追憶のハルマゲドン』(浅倉久志訳 早川書房)所収の「悲しみの叫びはすべての街路に」の中で、捕虜として連合軍のドレスデン空爆を経験したカート・ヴォネガットは、こう述べています。 ドレスデンの死は不必要であり、故意に仕組まれた残酷な悲劇だった。子供たちを殺すことは―"ドイツ野郎(ジェリー)"のガキどもであろうと、"ジャップ"のガキどもであろうと、将来のどんな敵国のガキどもであろうと―けっして正当化できない。(p.61) そう、子供たちを殺すことは、絶対に、断じて、正当化できません。しかしおそらく、トランプ政権は、賠償はおろか謝罪すらしないでしょう。そして『帝国アメリカと日本 武力依存の構造』(集英社新書)の中で、チャルマーズ・ジョンソンが述べているように、「目的のために犠牲が出るなら、それもいたし方ない」つまり目的のための付随的な犠牲(コラテラル・ダメージ)」で片づけてしまうのでしょう。当然ながら、子どもを失い自暴自棄になる親、親を失い激昂する子どもを量産してテロリストの大義に共鳴する人々が増えていきます。(p.24) そして私たちが絶対に忘れていけないことが、この非人道的な殺戮の片棒を日本がかついでいること、つまり共犯であることです。『しんぶん赤旗』(26.3.13)から引用します。 主張 米艦のイラン攻撃 日本から自由出撃許されない なおこのイージス艦ミリアスがホワイトビーチ(うるま市)に寄港した後、イラン攻撃に参加し、巡航ミサイル「トマホーク」を発射していたことが、目撃者の話と米国防総省の発表で分かったと『沖縄タイムス』(26.3.11)が報じています。 国際法に違反するアメリカ軍の先制攻撃、そして子供たちを含むイラン市民の殺戮に、日本が加担しています。これが総理就任所信表明演説で高市首相が宣わった「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」なのですね。百数十人のイランの子どもたちを殺す片棒をかついで世界で咲き誇る日本外交か…お臍がお茶を沸かします。 そして問題なのが、「戦闘作戦行動」として在日米軍が出撃するときは事前協議が必要なのですが、「移動」と称すればその必要がないという密約があることです。これにより、在日米軍はフリーハンドで世界のどこへでも出撃ができ、今回のような国際法を無視した先制攻撃が可能だということです。何度でも言いますが、その片棒を担いでいるのが日本政府です。 当然のことながら、イランは米軍基地を攻撃する権利を有します。在日米軍基地がイランによる攻撃を受ける可能性もゼロとは言えません。 さらに今後、在日米軍が事前協議なしで中国や北朝鮮への先制攻撃した場合、在日米軍基地が攻撃を受ける可能性はかなり高くなります。横須賀および沖縄、そして各地にある米軍基地周辺の一般市民が殺されるでしょうが、米政府・日本政府にとっては目的のための付随的な犠牲(コラテラル・ダメージ)です。その犠牲は"受忍"しろと放置されておしまい。 私は、日本国内に米軍基地があることが「存立危機事態」だと愚考しますが、いかが。軍事基地は抑止力ではなく、相手の攻撃目標だというのが私のゆずれない持論です。沖縄戦を体験したある方がこうおっしゃっていました。 基地があるところに戦争はやってくる。 追記です。『しんぶん赤旗』(26.3.15)によると、在日米軍基地から中東へ増派がされるとのことです。間違いなく、事前協議はされていないでしょう。そしてファルージャ虐殺を行なった海兵隊が増派されることも深く記憶に留めましょう。 沖縄海兵隊 イランへ 日本、米軍出撃拠点に 佐世保揚陸艦に搭乗 地上戦想定か #
by sabasaba13
| 2026-03-17 06:38
| 鶏肋
|
Comments(0)
|
自己紹介
東京在住。旅行と本と音楽とテニスと古い学校と灯台と近代化遺産と棚田と鯖と猫と火の見櫓と巨木を愛す。俳号は邪想庵。
カテゴリ
以前の記事
2026年 04月 2026年 03月 2026年 02月 2026年 01月 2025年 12月 2025年 11月 2025年 10月 2025年 09月 2025年 08月 2025年 07月 2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 お気に入りブログ
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||